昨年初めて「すみれの種まき」にチャレンジしました。
種を採ったすみれは2種類。
「スミレ」と「紅花ナンザンスミレ(園芸種)」です。
種を採って蒔いた日は情けないことに正確に憶えていない(記録していない)のですが、5月の連休後ころだったと思います。一日で蒔いたのではなく、種が出来次第蒔いていましたのでかなり長い期間蒔いていました。
ある日、種まき作業を娘が手伝ってくれました。種を莢?から取り出すのがかなり面白かったようで、その日以来の種まき作業はほとんどむすめがやってくれるようになりました。
直接用土に蒔いたり、水苔を薄く敷いた上に蒔いたり・・といろいろ方法があるようですが、今回は水苔を薄く敷いた上に種を蒔きました。(下には“花用”の土を入れました)
6月22日撮影・・・種を蒔いて約1ヵ月~1ヵ月半以上が過ぎたころでしょうか?
「スミレ」

種を採った親のスミレは→
こちら※開花のときの写真は残念ながら撮っていません
同じく6月22日撮影・・・
「紅花ナンザンスミレ」

「果たして芽は出るのだろうか?」・・・と心配していたのですが、思っていた以上の発芽でした。
今回の種まき作業にあたっていろいろなサイトで(少しだけ・・^^;)勉強したところ、「発芽後、本葉が出てきた頃に植え替える」とありました。「本葉って何だろう?」と悩んでいるうちに月日はだんだんと過ぎていき(^^;)・・・結局そのままの状態で夏を迎えることになりました。
これらの鉢は日中ほとんど日の当たる場所に置いていました。「スミレ」はどうにか無事に暑い夏を乗り越えてくれたようでしたが「紅花ナンザンスミレ」は夏の暑さ(日差し)に負けてしまったようです。すみれも種類によっては夏の直射日光を避けてやらなければならないものもあるようです。(むしろそのようなタイプが多い!?)
8月31日撮影・・・

手前の中央と左側のプランターは「スミレ」
右側は「紅花ナンザンスミレ」(ほとんど消滅しています・・・)
お盆を過ぎて朝夕涼しくなってからというもの、スミレも元気を取り戻したようなので植え替え作業をしました。
「パック入りのカイワレ大根」並みの密集ですこし窮屈そうでしたので・・・^^ゞ
プランターの一つはそのままにすることにして、もう一つのプランターだけ植え替えることにしました。プランターのスミレを大まかに三等分して植え替えました。(いくら何でも大雑把すぎ!?・・・^^;)
9月3日撮影・・・
三等分したうちの二つを新しい鉢へ植え替え。(用土は山野草向けのもの)
残りの一つはそのまま以前のプランターへ。(用土は一般的な“花用”の土、種を蒔いたときの土そのまま)

それから秋になり冬になるわけですが・・・
秋(11月)には「返り咲き」も見ることができました。春(初夏)に蒔いた種がその年に花をつけるとは想像もしていなかったので驚きました。花は5~6輪咲きました。
※花の写真は撮っていません。(こまめな記録に向いていない性格なのかも?・・・^^;)
寒い冬を乗り越えて・・・
1月18日撮影・・・

プランターの「スミレ」、さすがに葉はかなり萎れています。山野草の土に植えた「スミレ」はほとんどが枯れています。
・・・・ということはプランターに使用している土のほうが「スミレ」には向いているということでしょうか?
すみれも種類が多いですから、それぞれのすみれにあった土がきっとあるのでしょうね。
3~4日前に見たら、スミレの根元から新しい葉が出ていました。
いまからが楽しみです。
春はもうそこまでやって来ているようです・・・
新しい葉の写真はまだ撮っていません。「新しい葉」~「開花」までの様子はまた改めてレポートしようと思っていますが「途中」が抜けていきなり「開花」の写真になるかも知れません。
今回の「種まき(~発芽まで)」のレポートをまとめるにあたって、自分の性格はこまめではない、と再認識した次第です。
以上、「初めてのすみれの種まき」・・・覚え書きでした。^^