
12月8日の津和野散策のUPを暮れも押し迫った27日になってもまだやっています。
師走・・・やはり何かと忙しいものですね。^^
さて津和野の鯉を鑑賞した私は森鷗外記念館へと向かいました・・・
まず森鷗外旧宅に寄ってその横(南側)に建っている記念館に行ったわけですが写真の撮影データをみると1時間近くをここで過ごしたようです。
受付で500円を払って森鷗外記念館に入って館内の展示物をかなりの時間をかけてゆっくり見てまわったのですがなかなか見ごたえがありました。
他の文学館などにほとんど行ったことがないので比較のしようがありませんがかなり充実した資料が展示してあるのではないでしょうか。
鷗外が6~7歳のころ実際に使っていた漢学の教科書(論語・大学などの四書)も展示してありました。教科書といっても「返り点」や「送りがな」が書いてあるわけでもない原文のままの論語を眺めながら、幼少期からこんな本で勉強していたことに凡人の私はただただ感心しておりました。
ひととおり館内をまわったところに津和野川を眺めることができるガラス張りの休憩所があってそこで少し休憩したのですがなかなかくつろげるスペースで快適でした。
休んだのち・・・また最初から展示物を見てまわりました。
ひとつ残念だったのは、私が若いころ読んで感銘を受けた小説の原稿があるかな・・・あれば見たいな・・・とかすかに期待していたその原稿を見ることが出来なかったことでした。

鷗外記念館を出て津和野川にかかっている小さな橋を渡って対岸に行き川沿いの道を通ってまた津和野駅に向かって歩きはじめました。
まだまだ見たいところはたくさんあったのですがもう時間がありませんでした。
駅前でもらった観光パンフレットにはおすすめの4つのコースが書いてありました。
「芸術と堀割りの路」
「信仰の路」
「神話と城跡の路」
「思索の路」
森鷗外旧宅と記念館はこの中の「思索の路」コースです。
以下パンフレットから(無断)引用・・・
“哲学者西周旧居と文豪森鷗外旧宅までを鷗外が養老館まで通った道を津和野川のせせらぎを耳にしながら歩く文学、哲学の道”
そして「思索の路」のサブタイトル(?)が・・・
~川べりを歩いたら少し賢くなった~
実際に川べりを歩いてみて・・・少し賢くなった気は全然しませんでしたが(^^;)、津和野川のせせらぎをききながら歩くのはとても気持ちのいいものでした。
春はこの川辺、桜の花が咲いてきっと美しいことでしょう・・・

それから・・・二宮金次郎の銅像が建っているとてもとても広い校庭の津和野小学校のよこを通って・・・

このトンネルを通って津和野駅に向かって帰りました・・・

(菜園の傘の目的・用途が少しだけ気になります・・・^^;)
津和野・・・都会と違ってゆっくりと、また豊かに、時間が流れているような気がしました。
また来年も行けますように・・・^^ (完)
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